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「は……ふッ…」 口付けの余韻に京が浸っているうちに、衣服の前はいつの間にか 大きくはだけられ、庵の頭は沙汰に下へ下へとおりて行く。 「あっ……ちょッ…!!」 ハッと我に返るが既に遅く。庵の手によってスルリと脱がされてしまい、 下半身があっという間にあらわになる。 京の動揺を知りつつも気にする様子は無く、勃ち上がった京自身に手を伸ばすと、 舌と手で丹念に愛撫を施していく。 慌てる京が抗議するように肩を掴むと、その瞳が京に向けられた。 ……それは情欲に燃える獣の眼。 庵が京を激しく求めてくれているのだと知り、京もまた快楽にのまれていく。 「ふ……あ…はぁッ……あッ」 激しい自身への愛撫に喘ぎを止められず身悶える京を横目に見ながら、 そのぬめりを手に最奥へと指を侵入させる。 「うあっ…あッ……ヤバ……いお……っ…待ッ…―――――ッ!!!!!」 その刺激に、急に京が切羽詰まったような声を上げたかと思うと、 小さな身震いと声にならない悲鳴のような熱い息を吐いて果ててしまった。 溢れ出て指についたものを舐めとりながら、庵は少し驚いたような表情を浮かべ、 ニヤリと京に笑いかける。 「どうした、随分と早いな」 「――――――――――――――――!!!!!!」 その言葉にか〜っと頬を染めたかと思うと、突然シーツを被って背を向けてしまう。 「何だ」 不思議そうに言ってその丸まりに触れると、「うるせェッ」と返って来た。 「こッ……ここんトコヤる気も余裕もなくて…… たっ、溜まってたんだから仕方ねェだろ……ッ!!!」 更に丸まって行く塊の言葉にボカンとしながら、 シーツの中では真っ赤になっているのだろうな、などと見当違いの事を考える。 その顔が見たくなり、ゴソゴソと中に手を入れて探ると肌に触れる。 相手がビクリとした隙をついて塊を抱えると、こちらを向かせ持ち上げる。 すると予想通りの赤い顔が、若干涙目になってこちらを睨んでおり、 その壮絶な色気にドクリと欲望を疼かせる。 「俺とて同じ事、お前に触れたくて余裕などあるものか」 そう言いながら優しい口付けを降らせて行くと、 嬉しくなったのか庵の首に腕を回して抱きつき、そのまま後ろへ倒れて行く。 「何度でもイけばいい、今は眠るのも惜しい程にお前を貪りたい気分だ」 間近で黄金の瞳にそう言われ、京の目にも情欲の炎が宿る。 「……じゃあ俺にも庵を沢山くれよな。俺も今スゲェお前が欲し……んッ」 自分の最奥に宛てがわれた熱い塊に身を捩りながら幸せそうに喘ぐと、 2人は理性を捨てたケダモノのように、深く求め合うのだった―――――――― |